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子供と動物虐待:親の心構え

原文: Children and Animal Cruelty: What Parents Should Know - The Humane Society of the U.S.

ザ・ヒューメイン・ソサエティ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ/ヒューメイン・ソサエティー・インターナショナルより転載許可済 
訳 H.W.エリオット (Text reprinted by permissioin of The Humane Society of the United States/Humane Society International; translation from the English provided by H.W.Elliott)

探究心旺盛な子供の成長発達段階において、全ての子供が時に動物に危害を加えるということはないのでしょうか?


もちろんありません。  昆虫を殺す子供がいる一方で、ペットや小動物をいじめる子供は非常に少ないのです。   もし、動物に危害を与えることが許される状況にあったとしても、子供はずっと後の年齢において暴力的になる可能性が高いのです。   動物虐待はその他の暴力と同様に、子供の成長発達段階に起因するものではないのです。



どのような子供が動物虐待行為にでるのでしょうか?


深刻でしかも度重なる動物虐待というのは、女の子よりも男の子に非常に多く見られます。 4歳程で動物に危害を加える子供もいますが、主に思春期の子供に多く見られます。   虐待には、学校の成績が悪く、自分に自信がなく、また友達のいない子供がしばしば関係します。   また、動物に虐待を行う子供は「いじめっ子」の特徴があり、無断欠席や、暴力行為、 また反社会的な経歴の持ち主であるといえるでしょう。



動物虐待はどのような家庭事情を反映しているのでしょうか?


研究者によると、子供の動物虐待という行為は、 子供自身或いは家庭内の誰かが受けている虐待や無関心に端を発した恨みや怒りを転化したものということです。   親でも子供でも、家族内の誰かが動物虐待を行っているということは、 時にその家庭内で児童虐待が行われていることを意味します。



もし自分の子供や近所の子供が動物に危害を加えていたら、どうしたら良いでしょうか?


もし、ご自分のお子さんが故意に動物を傷つけていると思ったら、お子さんと話し合ってください。   どうして虐待行為に及んだのか、その原因を見つけるよう努力してください。   お子さんと、そして学校の先生や友達とコミュニケーションをとってください。   お子さんの行動をより多く知り理解することで、 優しい道徳観に沿った選択をお子さんが今後取れるように導くことが出来るようになります。


動物虐待のような重大な問題は、親御さん一人で処理するべきではありません。   家庭相談窓口のカウンセラーや学校のカウンセラー、小児科医、牧師さんなどの協力を求めましょう。   もし、他の子供が動物に危害を加えていると知ったら、直ぐに地元の動物愛護団体や警察に報告しましょう。   子供の通う学校の校長や指導カウンセラーにも注意を呼びかけましょう。



他の子供の動物虐待行為に対し、自分の子供にどう話して聞かせたらよいでしょうか?


動物虐待はその他の重大な問題発生への兆候であるということ、 そして警察等により処分されなければならないという事を説明しましょう。  子供にとっては、友達が動物虐待を行うことを目撃した上に重大な問題を抱えている事を認識するのは非常に辛いことでしょう。   子供はこの事に対して自分の気持ちの整理をする時間が必要かもしれません。



いつもは良い子が一度だけ動物を傷つける行為を行った場合、どうすればよいでしょうか?


悪意のない興味本位からくるちょっかいは、子供に話して聞かせることで矯正できるかもしれませんが、 子供が動物に痛みや苦痛を与えることには常に注意を払うようにしましょう。



悪意のないちょっかいと意図的な動物虐待とはどう違うのでしょうか?


悪意のないちょっかいは好奇心からくるものですが、意図的な動物虐待は傷つけ痛みを与えたいという欲望からくるものです。   悪意のない虐待行為も注意が必要ですが、子供が動物の苦痛に無関心であり、 虐待行為を繰り返したり、動物に痛みを与えることに喜びを感じる場合には、 干渉・介入することが非常に重要なことです。



動物を敬うことをどのように子供に教えたらよいでしょうか?


例えを利用して教えましょう。全ての命あるものを敬う感覚を少しずつ植えつける為に、実際の生活場面を利用しましょう。   鳥に餌を与えたり、溝にはまった虫を放してあげるのに、子供に助けを求め一緒に行いましょう。   年上の子供にも加わってもらい、ニュースで報道された動物虐待事件について話合いましょう。   子供が動物の気持ちを代弁し訴えることを後押ししてあげましょう。



動物への道徳教育を学校でどのように推進できるでしょうか?


道徳教育は全ての学校のカリキュラムになくてはならないものです。   ヒューメイン・ソサエティーの青少年教育部では、優しさと尊敬、 そして寛容をテーマに授業を行う為の教師用教材を発行しています。   購読に関するお問い合わせは、ヒューメイン・ソサエティ青少年教育部、道徳環境教育推進協会までどうぞ。



* 訳者注意書き - 原文をそのまま翻訳しております。この翻訳はHSUSの教材を売ることを目的としていません。   NPO団体がこのような教材出版活動もしているという参考とお考えください。

Trasnlated by H.W.Elliott

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