猫に寄せて

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サミーとソフィー

  土曜日の朝早くから、ペットキャリアーを携えてアダプションセンターの前でボランティアが来るのを待っている男性がいました。   彼は一言「フォスターケアーをしていた猫2匹を戻しに来た」と言い、掃除中の狭いアダプションセンターに駆け込むと、 空いているケージに2匹を押し込め足早に出てゆきました。   その後の調べで、その男性は5ヶ月前に生後5,6週間だった幼いこの2匹を里子に迎えた人だということがわかりました。   子猫時代は可愛いから飼うけれど、大きくなったらもう要らないということなのでしょうか。   しかし、スザンナは「野良にされるよりここに戻してくれるのだからずっと良い」という意見。   その男性は、2匹の名前すら残していかなかったので、スザンナが雄猫をサミー、雌猫をソフィーと名づけました。


  ケージに入れられた直後のサミーとソフィーは、周りの変化にキョトンとした表情をしていました。   しかし、やがてサミーは置き去りにされたことに気がつき、その日は何度も「シャーシャー」と威嚇を続け、 ソフィーは諦め顔で身動きせずに座り続けていました。


  それから2,3週間後、近所に家を購入したという男性同士のパートナーがアダプションセンターを訪れ、 新居での新しい家族の一員としてサミーを含む雄猫3匹を里子に迎えてくれました。   ソフィーは時間がかかりましたが、「PETsMARTに買い物に来るたびにケージの中にいるソフィーが気になって仕方がなかった」 というご婦人が、クリスマス前にソフィーを家族の一員として迎え入れてくれました。


サミーとソフィーサミー(左)とソフィー(右)

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