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ボランティアを始めた頃、大きめのケージに3匹の黒猫が一緒に生活していました。 どの子猫も生後3ヶ月位で、当時アダプションセンターでは年齢的に大きい部類に入ってしまう子猫達でした。 また、里子を探す人々は、先ずはカラフルな毛色をした子猫に注目するため、アダプションのアシスタントをしていても、 朝一番(或いは閉店時)のお掃除・餌やり以外、なかなかケージを開けることもありませんでした。 暫くして、猫のプロファイルをパソコンで作成しようと思い、それぞれの猫の生い立ちやエピソードをスザンナに聞くうちに、 黒猫3人組の中の一匹が3本足だということに初めて気がつきました。 その子の名前はブラック ベルベット。 黒い美しい毛並みの3本足のその子猫は、動物虐待の犠牲者でした。 そして、彼女はこの世に生まれ出た瞬間に3本足にされてしまったのです。 スザンナはブラックベルベットを保護した時のことを思い出したのか、目を赤くしながら話してくれました。 「世の中には、本当に冷たい心の持ち主がいるものね。 ブラックベルベットの母猫が納屋で陣痛を始めたのに気がついた飼い主は、 斧を持ちして生まれ出てくる子猫を一匹づつ殺していったの。 異様な泣き声に気がついた隣人が現場に駆けつけて、 その飼い主が最後に出てきた子猫に斧を振り上げた瞬間に、腕にしがみついたのよ。 斧は急所を外れて子猫の後ろ足の上に落ち、一命は取り留めたけれど、出血が酷くて動物病院の人たちが懸命になって手当てをしてくれたわ」と。 プロファイルにはこう書きました: I am a survivor from animal cruelty. My mommie's owner killed all my 6 siblings one by one when she was delivering, but a kind neighbor saved me in time. I did lose my little back paw ( chopped by the owner ). I still love to jump, run and play. Please adopt me. I love being with other cats, am gentle and sweet. そして、プロファイルをケージに掲げたた数日後、笑顔の素敵なご夫婦がブラックベルベットの里親に名乗りを上げてくれました。 |