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黒猫のタンゴとその兄弟シャイアンとスーは、生後5週間程でアダプションセンターにやってきました。 ただ単に黒い猫という理由だけで、母猫を飼う家族がこの子達をアダプションセンターに持ち込んだのでした。 キリスト教において黒猫は魔女の手先という迷信があるためか、アダプションセンターでの里親探しにおいても苦戦することが容易に想像できました。 アダプションセンターの入り口に一番近いケージで、訪問者が現れるたびにケージの扉に体を擦り付け、 「僕、いい子だよ、もらって〜」とアピールするこの兄弟を見るにつけ、 毛の色に関係なくこの子達を大切にしてくれる家族が早く現われてくれるのを待つしかありませんでした。 5月中旬にアダプションセンターにやってきたこの子達全てが里親を見つけたのは8月も下旬にさしかかっていました。 しかし、どの家族も時間を掛けて里子を選び、その結果としてこの子達を迎えてくれました。 気のせいか、黒猫を里子にもらう家族は、とてもリラックスしているような印象をうけました。 人間が作り上げた迷信にとらわれず、先入観を持たない、何かを見通すセンスを備えた人たちが、 この子達の里親になってくれたと思いました。 |